『ユーリ!!! on STAGE』@舞浜アンフィシアター イベントレポート

2017年5月24日更新!

濃密な約2時間半に渡ったイベントの模様をたっぷりとお届け

2017年4月29日(土)、千葉にある舞浜アンフィシアターにて、大人気TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』の集大成となるイベント『ユーリ!!! on STAGE』が行われました。当日は昼夜の2公演だけでなく、全国の映画館でライブビューイングも開催されるほどの人気ぶり。それもそのはず、主役・勝生勇利を演じている豊永利行さんを始め、ヴィクトル・ニキフォロフ役・諏訪部順一さん、ユーリ・プリセツキー役・内山昂輝さん、イ・スンギル役・野島健児さん、エミル・ネコラ役・日野 聡さん、ギオルギー・ポポーヴィッチ役・羽多野 渉さん、クリストフ・ジャコメッティ役・安元洋貴さん、ジ・グァンホン役・本城雄太郎さん、ピチット・チュラノン役・小野賢章さん、南健次郎役・村瀬 歩さん、レオ・デ・ラ・イグレシア役・土岐隼一さん、西郡豪役・福山 潤さんといった豪華キャストが一同に集結するプレミアムなイベント! さらに原案、ネーム(脚本原案)・キャラクター原案の久保ミツロウさんも登壇されるという滅多にない奇跡が詰まっていたのです。昼・夜の2公演行われたうち、SuperGroupies編集部は夜の部に潜入成功! 濃密な約2時間半に渡ったイベントの模様をたっぷりとお届けします。

キャストのみなさんが名台詞を言いながらステージに登場

客電がゆっくりと落ちると、オープニングテーマ『History Maker』が流れる中、各キャラクターの紹介がはじまりました。客席では無数のペンライトが輝くと、キャストのみなさんが名台詞を言いながらステージに登場。豪華なキャスト陣を目の前にして、観客の興奮はグングン高まっていきます! 髪の毛をヴィクトルと同じシルバーに染め、フィギュアと同じ衣装に身を包んだ諏訪部さんが登場し、「他人のモチベーションを上げられない人間が、自分のモチベーションを上げられるのかい?……はっ!」とヴィクトルのポーズをマネると、大きな歓声が! 続けて登場した豊永さんは「今日は会場中に僕の愛を見せつけるから! この世界を変えられるのは、世界中で僕しかいない!」と叫び、観客を一気に『ユーリ!!! on ICE』の世界へと導きました。

まるでジェットコースターのようなイベントが開幕

マッカチンにちなんだアメリカザリガニのお二人がMCとして登場。改めてキャスト1人ずつの挨拶では、会場にいる観客はもちろん、全国94劇場からライブビューイングで見守るファンに向けて呼びかけていくみなさん。「みなさん、サワディーカ~!」(小野さん)、「Ladies and gentlemen!Nice to meet you!」(土岐さん)、「ミッキー!サーラ!」(日野さん)、「おいは今日もがんばらんばー!」(村瀬さん)といった、各々のキャラクターを活かした挨拶に会場はすでにヒートアップ! 福山さんが「みなさん、夜ですからいやらしく……違った、よろしくお願いします!」とボケてみせると、その発言を受けて、安元さんが一歩前に出てきたり、その姿を見た諏訪部さんが「すみません、うちの安元がふしだらなもので……あ、ふつつかなもので」とさらにボケを重ね、出演者のトーク力に冒頭から会場の爆笑が止まりません。そこへ久保さんが登場し、「『ユーリ!!! on STAGE』というジェットコースターから振り落とされないように楽しんでいってください!」と告げると、諏訪部さん曰く“緊急ボタンのついていない”スペシャルなイベントがフルスロットルで幕が開けました。

自分のキャラクターのお気に入りのシーン”について

まずは、ポポーヴィッチ役の羽多野さん司会進行のもと、『自分を好きになって……ポポーヴィッチのカラボスの部屋』からスタート。このネーミングからもうすでに笑いが起こったのは言うまでもありません。久保さんと3つに分けられた各キャストチームが、“自分のキャラクターのお気に入りのシーン”についてトークを繰り広げるというコーナー。
トップバッター『ただただ可愛いチーム』に選出されたのは、南健次郎役・村瀬 歩さん、レオ・デ・ラ・イグレシア役・土岐隼一さん、ジ・グァンホン役・本城雄太郎さん、“お尻が可愛い”クリストフ・ジャコメッティ役・安元洋貴さん。役柄同様キュートな村瀬さんは、観客からの「可愛い~!」の声に「みんなの方が可愛いよ♡」と笑顔を振りまき、安元さんはお尻をアピール!「(お尻を自慢するのは)ペット自慢をする人と一緒。新番組、尻はペット!」と低音美声で笑いを誘い、各メンバーが選んだお気に入りシーンの映像上映を挟んで、トークタイムへと進んでいきます。
南くんのお気に入りシーンについて、第5滑走で描かれている「憧れの勇利を一途に追いかける姿が可愛い」と語るのは、村瀬さん。続けて、土岐さんが「レオとグァンホンの和気あいあいとしているところが可愛い」(第6滑走のシーン)と語ると、パンフレットでもかなり近距離で撮影していた土岐さん&本城さんの話から、なぜか内山さんがパンフレットの村瀬さんの写真を気に入っている話へと脱線。内山さんから「パンフの村瀬くんは好きだけど、実物はいいや」と言われたことを暴露し、会場を盛り上げます。なお、第7滑走で「もう、SNS全部やめて練習する~」と嘆くグァンホンを選んだ本城さんに対しては、「やめるやめる詐欺でしょ?」と反論の声が挙がり、追い打ちをかけるように久保さんも「あれはやめるやめる詐欺です!」「それさえも可愛い!」と公式に断言。安元さんは、第6滑走のスケーティング中、「勇利、君の清潔な色気は暴力だ」という台詞と共にアップになるお尻をチョイス。久保さんが「尻に主体を置いて、尻のあたりからデッサンを描き始めていた」と語るように、セクシーさを重視して描かれた役だけに台本に書かれる難解なト書きに苦戦しながら演じていたそうで、共演者もクリスの個性的な台詞の数々に笑いを堪えるのが大変だったと語っていました。

チーム名の通り自由な3人思い出のシーン

第2チームは、エミル・ネコラ役・日野 聡さん、ヴィクトル・ニキフォロフ役・諏訪部順一さん、ピチット・チュラノン役・小野賢章さんによる『唯我独尊!マイペース!チーム』。チーム名の通り、ステージに現れるや否や自由にうろつく3人に、羽多野さんもタジタジ。「うちのマッカチン(ヴィクトルが飼っているプードル)が起きちゃったじゃないの」と、諏訪部さんはマッカチン型のティッシュケースを抱きかかえての登場です。
エミル役の日野さんは、一番彼らしいシーンとして第9滑走でのスケーティングシーンを選び、「滑って失敗して“悔しい”って思うところを、彼は“はぁ~疲れた~”って思っちゃうんです(笑)」とコメント。第10滑走で、ペアリングをつけたヴィクトル&勇利に「結婚おめでとう!」と叫ぶピチットを選んだ小野さんは、「あの台詞をあんなに純粋に言えるのがすごい」と、ピチットのマイペースさに感心しつつ、台本を読んだ時から話題になる確信があったことを明かします。「名場面だらけで1つを選ぶのは無理なので、強いて言うならマッカチンが出てるところ♡」と答えた諏訪部さんは、第6滑走冒頭のシーンを再現するように、持参したマッカチンのティッシュケースに「(まんじゅうを)盗み食いしちゃダメだぞー?」と語りかけ、観客のハートを掴んでいました。

あのシーンは実は-5℃の中のシーン!?

そして最後は、勝生勇利役・豊永利行さん、イ・スンギル役・野島健児さん、ユーリ・プリセツキー役・内山昂輝さん、西郡豪役・福山 潤さんによる『ギャップにドキっ!?チーム』が登場。豊永さんが選んだのは、第3滑走で勇利が女性になりきって『愛について~Eros~』を演じるシーン。ここが本作で最初に勇利のギャップを表現した部分であり、豊永さん自身、“女性になりきる勝生勇利”を演じるという難しさに直面したシーンでもあったそうです。それでも、豊永さんが演じることによって、男寄りでも女寄りでもない中間の“勝生勇利”になったと久保さんは絶賛。客席からも拍手が送られます。また、スンギル役の野島さんは、あらゆるものを犠牲にしてストイックに演技を磨いてきたスンギルがふいに見せた少年の姿にドキッとしたと、第9滑走での涙のシーンをチョイス。ユーリ役の内山さんは、同じく第9滑走より、落ち込む勇利にユーリがカツ丼ピロシキをプレゼントして励ますシーンを選びました。しかし、“ロシアンヤンキー”ユーリの根底にある優しさを描いたこの名シーンが、ロシアまでロケハンに行った久保さんの口から、実は-5℃の中でのエピソードだと明かされると、観客だけでなく出演者もさすがに驚きを隠せない様子。ちなみに、福山さんのお気に入りシーンは“空挧流、流譜、流麗の誕生秘話”だそうで、福山さんが提出した本編では描かれていない妄想あらすじを羽多野さんが代わりに読み上げ、笑いを誘っていました。

お祭り状態なチーム対抗クイズ大会!

3つのチームに分かれてじっくり話を伺った『カラボスの部屋』から一転、4チーム対抗によるクイズコーナー『超超超超がんばらんば!カツ丼ピロシキ争奪!ワールドクエスチョン!』では、全出演者がステージに集まり、お祭り状態に!ロシア語で読み上げられた台詞をもとどのシーンなのかを当てるというクイズのはずが、大喜利のような展開になり、アメリカザリガニのツッコミが追いつかないほどのはしゃぎっぷりを見せます。さらに、ヒントVTRでは、ジャン・ジャック・ルロワ役の宮野真守さんが、「It’s JJスターイル!」とお馴染みのポーズを決めながら華麗に登場。観客に『Theme of King JJ』の大合唱を促すなど、まさに“JJ on STAGE”を繰り広げ、それにつられるように会場もヒートアップ!爆笑の嵐が吹き荒れる中、最終的には、ボケの技術点(?)を踏まえた採点でCチーム(小野さん・豊永さん・本城さん)が優勝し、カツ丼ピロシキをゲットしました。

生アフレコとフィギュアスケーターのコラボレーション!

イベント中盤には、キャスト達による名シーンの生アフレコとフィギュアスケート高校総体 準優勝である河西歩果さんの演技のコラボレーション! キャストの迫真の演技で名シーンが蘇る中、劇中の振り付けを実際に踊ってくれていた河西さんの演技が見られる貴重な機会。さらにイベント当日に登壇していなかったオタベック・アルティン役の細谷佳正さん、ミケーレ・クリスピーノ役の前野智昭さんからはメッセージ映像で参加。全てのキャラクターを存分に楽しめたひとときでした。そしていよいよ、この日のために書き下ろされたという『長谷津エキシビション 温泉 on ICE ヴィクトル with フレンズ』の朗読コーナーでは、ヴィクトル役の諏訪部さんが放った第一声「酒池肉林……」からクスクスと笑いが起こり、どんどんとその世界に引き込まれる密度の濃いお話でした。“温泉 on ICE”の前夜に起こった前夜祭でのお話。前夜祭で消えてしまったヴィクトル…さて彼はどこへ行ってしまったのか、そして勇利たちは見つけられるのか、詳しくは2017年7月28日のBlu-ray、DVDでご確認ください!

感動のエンディング! 最後の最後まで盛り上がったステージ!

そして、イベントのラストを飾ったのは、YURI!!! on ICE feat. w.hatanoが歌うエンディングテーマ『You Only Live Once』の生ライブ。男性ダンサー2人と共にパフォーマンスする羽多野さんを、色とりどりのペンライトが照らし出し、華やかにエンディングを飾ります。
再び全キャストがステージに集合すると、最後に改めて『ユーリ!!! on ICE』と『ユーリ!!! on STAGE』への想いを語り、エンディングへ。モチベーションを上げるために髪を染めてきたという諏訪部さんの「今日も優しく優しくシャンプーをしたいと思います」という言葉に、ドッと笑いが起こります。その一方で、豊永さんは、溢れ出す想いに感極まりながら「また勝生くんに会いたいなって思いました。『ユーリ!!! on ICE』という作品をどうか忘れないでいただければ」と挨拶。いつもは勇利につむじを押されているヴィクトル(諏訪部さん)が豊永さんのつむじを押し、豊永さんが「泣いてないよ、ヴィクトル!(笑)」と返す微笑ましい一幕も。「本日はお越しいただき、ありがとうございました!」の一声と共にラストはキャストたちがアニメのエンディングのようにペンライトを振る演出。

そしてこの日一番客席を驚かせたのは、「完全新作劇場版制作決定!」と映し出される文字。客席は歓喜の悲鳴が溢れる中、今度は先ほどキャストたちが振っていたペンライトの写真。光りで「Thank you!!!」と描かれた画像。最後の最後までみなさんを驚かせ楽しませたまさに最高のエンターテイメントな一夜になりました!

text_Midori Saito

『ユーリ!!! on STAGE』

開催日時
2017年4月29日(日)

開催場所
舞浜アンフィシアター

『ユーリ!!! on STAGE』
2017年7月28日(金)発売
Blu-ray ¥7,000(税別)
DVD ¥6,500(税別)
どちらも1DISC

『ユーリ!!! on ICE』公式ホームページ
http://yurionice.com/

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©はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会

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